2025.04.27 08:06
はじめに
沖縄の伝統楽器「三線」は、その独特の音色と文化的背景から、芸術性が非常に高い楽器として知られています。また、三線を演奏することで得られる自己肯定感や達成感は、学ぶ者に対して数多くのメリットをもたらします。このコラムでは、三線の芸術性と、それを学ぶことの心理的、社会的メリットについて深く掘り下げます。
三線の芸術性
三線の音色の美しさ、音の深みは哀愁を帯びたものから力強い響きまで、幅広い感情を表現します。これは、蛇皮(ニシキヘビの皮)を張った胴体と、3本の弦のシンプルな構造から生まれる他では得難い豊かさです。
またギター等にあるフレットがないため、中間音の表現性の豊かさ、幅広さも特徴の一つです。
文化と歴史の結晶

三線は琉球王国時代から存在し、中国から伝わった三弦から派生し、独自の進化を遂げました。
沖縄の民謡や古典音楽とともに発展し、地域の歴史や文化を音で伝える役割を果たしてきました。その音色からは、沖縄の自然、歴史、そして人々の生活が感じられます。
沖縄の風景、教え、生活、歴史等を音楽で表現し、伝える文化が根付いたのです。
表現の幅広さ
三線は奏法によってさまざまな音色とリズムを生み出します。
伝統的な沖縄民謡だけでなく、ジャズやポップス、ロック、ラテンミュージック等、現代音楽との融合も可能です。
この様に三線は伝統的な美しさと現代的な創造性を併せ持つ芸術性豊かな楽器です。
三線の音域は決して広いものではありませんが、心に染みる美しい音色と、形状上から生まれる微妙な中間音により幅広く豊かな表現が実現されます。
三線を弾く自己肯定感と
自己表現
三線を演奏することは、自身の感情や創造性を音楽という形で表現する手段です。自分が思うように音を奏でることで、自分自身を認識し、肯定する感覚が強まります。
三線と言う楽器を人生に加えた人の幸福感と、自信、充実感は他に例えようのない大きな財産となります。
自己成長の喜び
当会、沖縄音楽芸能振興会 花花三線教室は本場沖縄で正式に免許を受けた正式な教室、研究所となっておりますので、希望する方は一般的な習い事同様に昇級審査を受けて、レベルアップしていく事が可能です。
沖縄では伝統的な言い方として、何級何級といった言い方はせずに、新人賞→優秀賞→最高賞といった言い方をします。
そこまでいけば、その後は指導者の資格も取得可能です。
ただ習う、ではなくステップアップすることにより、成長の喜びを感じる事が出来ます。
もちろん、それを受けなくても新しい曲を次々と覚えることでも達成感を得られます。
誰でも最初は全くの初心者です。一歩前に踏み出して、この三線と言う楽器と共にご自身の成長も実感する事でしょう。
コミュニティでの存在感

三線の演奏者は、地元のイベントやコミュニティ活動、演奏会、ライブ等で活躍する機会があります。
そうした場で認められることは、自己肯定感を大きく向上させます。
実際に通って学ぶ対面レッスンご希望の方は、先ずは無料体験教室をご利用下さい。
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ほとんどの方が全くの三線初心者から始めて、かなりの実力を身に付けてます。
是非、一歩踏み出して始めて下さい。
当会【沖縄音楽芸能振興会】花花三線教室では通年を通して随時生徒さん募集しております。